二輪好きの拙い日記

二輪オタク(知識皆無)の拙い日記です。バイクがメインになるかも。

TREK marlin6 2022 納車記録

こんにちは。

前回の予告通り、今回はMTBの納車記録になります!旧MTBからの乗り換えということもあり、思い入れもあるので今回は長めになるかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。

とはいえ納車からかなりの時間が経っているので、思い出しながらになるかと思います笑 

また、今回からより読みやすくなるようにブログの形式も変更しております。観覧数の多い過去記事に関しても、おいおい変えていく予定です。

納車に至る経緯

飽くまでも自分語りのブログなので、経緯から書きます。「早く車体見せろ!!」という方はこちらへ!旧MTBの話題もあるので見てくれると嬉しいですが…笑

事の発端は遡ること10年前(遡りすぎ)。私が小学生の頃、自分の自転車を買う際に、父親がGIANTのSTP2というマウンテンバイクを衝動買いしたことから始まります。これが私とスポーツバイクの出会いでした。

当時乗っていたGIANT STP2(昨年秋撮影)

当時はスポーツバイクの"ス"の字すら知らない子供だった私ですが、中学生にもなると興味が出てきます。通学にはママチャリを使っていましたが、遊びに行くときなどはこの自転車を拝借していた覚えがあります。とは言えまだまだ身長が足りず、ヒヤッとすることもしばしば…

高校に上がり、ロードバイクを購入するまでは、通学も含め毎日のように乗っていました。ちなみにこの自転車、初めてのロングライドをこなした相棒でもあります。写真こそありませんが、松島に行ったり秋保温泉に行ったりと、かなりハードに使い倒しました。

そんなこんなで昨年まで乗り続けていたSTP君ですが、クランクの不良(これは製品仕様的にもともと起こりやすかったらしい)や、サイズの限界が訪れ、乗り換えをすることになりました。そもそもこの自転車はMTBというよりも、プレイバイク的なものであったらしく、写真のようにサドルを上げることもないようなので、イレギュラーな使用方法から、ある程度の負担はかかっていたと思います。

と、色々あって乗り換えを検討していたところ、以前から気になっていたトレックのMTBから2022年モデルが出ていることを知り、県内のトレック直営店にお邪魔しました。これが昨年夏のことです。ようやく時代が追い付きましたね。

勿論店頭在庫はなかったので、同サイズのMarlin7を試乗させていただき、納期の確認を経て即日契約。直営店の方が非常に良くして下さったこともあって即決でした。

今思えばこの即決も、昨年お別れしたホーネット納車直後のことだったため、改めて自分の案直さを恥じるばかりです…(詳しくは過去ブログへどうぞ↓↓↓)

 

nanase-road.hatenablog.com

 

世界的な自転車不足のため、注文から納車まで4か月と、納期こそそれなりにかかりましたが、これでもかなり早い方でしたね。

以上、経緯でした!ここまで読んでくれた方には感謝しかありません。

TREK Marlin6の紹介

大変お待たせ致しました。どこぞのテレビ番組並みに引っ張りましたが、ここからが車体の紹介になります。ではまず写真をば。

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逆光だったので加工した写真ですが、改めて、TREK Marlin6 2022になります!

色は「Rage Red to Dnister Black Fade」となっており、赤と黒のグラデーションカラーになっております。赤と黒。この組み合わせがなんとも男心(厨二心)をくすぐります。本当は上位グレードの7でもよかったのですが、残念ながら7にこのカラーはありませんでした。

さて、このマーリン。以前乗っていたMTBとはあらゆる点で異なっています。

 

・良い点

まずはタイヤ。26インチから29インチへの大幅サイズアップ。これにより走破性、速度が格段に上がりました。

そしてハンドル。620mmから720mmと10cm以上伸びました。この幅広ハンドル、当初は肩回りに違和感がありましたが、慣れてからは安定感の虜になりました。

ただし!ハンドル幅60cmを超える自転車は、道交法によって車道以外の走行を認められていないことに注意です。「そもそも自転車は車道ですわ!!」という意見もありますが、道の狭い日本。例外的に歩道の走行が認められるケースもあります。日常的に歩道を走るのであれば、幅広ハンドルはハンドルのカットが必要です。実際ハンドル幅で捕まった話は聞いたことがないですが、いざ事故ったときに保険が満足に使えない(というか下りない?)みたいな話もあるみたい(うろ覚え)ので、自己責任ですね。

と、ハンドルの話が長くなりました。お次はギア回り。8sグリップシフトから10sのトリガーシフトになり操作性が向上したのは勿論、ギア比もより本格的なものに変わったため、乗り味が大きく変わりました。よく言えば軽い力で踏めるため坂道や荒れ地でも進みやすく、悪く言えばトップに入れてもスピードが出にくいといった感じでしょうか。好みは分かれると思いますが、私はよりMTBらしいこのギアの構成が気に入っています(ロー側ほとんど使わないのは内緒)。

サスペンションもいい感じですね。グレードはあまり高くないですが、以前のものと比べると大違い。動きも滑らかですし、ロックアウト機構もあります。ロックして使い続けるのは中のばねにあまり良くないらしいので私はほぼ使っていませんが…

 

・いまいちな点

正直ほとんどないです。自分の使い方にもありますが、気になるのは以下の二点。

一点目はブレーキ。もはや本体と関係ないです。シフト関係こそシマノ製ですが、エントリーグレードあるある個人的上位の「テ○トロでブレーキをコストカット」がここでも炸裂。テ〇トロの油圧ディスクなのですが、精度の問題なのかローターの擦りがあります。何店舗かで調整してもらいましたが、改善しませんでしたね…音鳴りも気になるので、この点はイマイチ。1台目のロードであるスペシャライズドのDivergeの際も同社の機械式ディスクブレーキを使っていましたが、この時は効きの悪さと音鳴りがひどく、シマノに替えた経験が。「テ〇トロか…不安だけど油圧なら大丈夫かな~」とも思いましたが、その不安が的中した形になります。頃合いをみてシマノに変えます。効きは問題ないですが、音鳴りって結構ストレスです。

二点目はシートポスト。上位グレードのマーリン乗りの方も言っているのを見たのですが、しっかり固定しているはずなのに時間経過で落ちてきます。一気に落ちるとかはなく、持病っぽいのでとりあえずは様子見してますが、どうしても気になるときは改善策探そうかなあと思ってます。

 

 

さいごに

自転車の紹介はここまで。

全体としてかなり満足な買い物になりました。

パーツ類に関しても、早期受注のキャンペーンや紹介プログラムを利用したので、追加費用なしで選択できたのがよかったです。さすが直営店。

私が購入した当初は8万円程だったと記憶していますが、この記事を書きながら改めて確認したところ9万円になっていました。どこも値上げばかりで世知辛いですね…

ということで本日はこれにて終了です!ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!次回以降も何点か自転車関連のネタを用意しておりますので、気長にお待ちいただければと思います!

ではでは~

PS.次の項目に、参考になりそうなリンクを貼っておくので、気になる方は見てみてください。

 

 

リンク集

・Marlin6のスペック

Marlin 6 | Trek Bikes (JP)

・自転車の幅について

自転車の交通ルール 警視庁

・トレックの紹介キャンペーン

お友達紹介プログラム | トレック直営店「ロードバイク、クロスバイクのトレック専門店」

 

3台目バイクの紹介!

こんにちは。

お通夜のような前投稿から半年以上経ってしまいました…笑

前回の投稿後、無事に新バイクは納車され、現在も問題なく乗れております!

今年は大学卒業の年という事もあり、追われることが多く更新をすっかり忘れていました…(面目ない)

今後も不定期での更新になりますが、目に留まった方は見て頂けると嬉しいです!!

 

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  1. 本日の内容
  2. FZ25をお迎え!
  3. 今後の投稿について

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1.本日の内容

さて、ここからが本題です。

前回投稿の最後で、「新たなバイクを買いました〜」と意気揚々に語っていた私ですが、その後一切投稿がありませんでしたね。

今回は新バイクについて少し書いていこうと思います!

 

2.FZ25をお迎え!

見出しでバレバレですが改めて…

この度納車されたのは、ヤマハのFZ25になります!!

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ヤマハのfz??また古いバイクか???」と思われる方もいるかもしれませんが、こちらのfz…バリバリインジェクションの新車になります!

というのもこちらは日本のヤマハではなく、インドヤマハが販売している物を日本の代理店が販売するという所謂「並行輸入車」になります。現在はバイク館(旧SOX)さんが有名ですね。このfzもバイク館さんで購入しました。

 

  • バイクの立ち位置

このバイクの特徴は、249cc空冷4ストロークSOHC単気筒エンジンを搭載している点(よく分かりませんが…)。噂によるとセローベースのエンジンらしいです。

ホーネットなような甲高い音、250ccにしては高めの馬力とは真逆で、馬力は20馬力程度。スピードを求めず、のんびりツーリングをするようなタイプです。とは言っても車体が軽量なので、それなりに速度は出ます。自分は速度を出すタイプではないので、このくらいで満足。

 

  • 良い点

軽量、アップライトな乗車姿勢、高燃費と乗りやすさに溢れてます。見た目もmt25に似てイカついです。耕運機などと馬鹿にされがちな排気音に関しても、低音が効いていて割と良い音です。流石に高回転はイマイチですが、そもそも単気筒は高回転まで回す事少ないですし…

値段も国内の250ccと比較すると非常に安価(乗り出し40万前後)で、初心者の方にもおすすめしやすいかなと思います。

 

  • 懸念点も…

まずは補修パーツ周りです。修理やパーツに関して、近くに店舗があれば問題ありませんが、そのほかのお店だと補修パーツが無いので修理できない場合もあるとか…

まぁバイク館さん自体各地にあるので困る人は少なそうですが、近くにお店がない場合は注意!

続いてカスタム周り。趣味でバイクに乗っている方なら、パーツ交換も楽しみたいと考えていると思います。しかしこちらのfz、めちゃくちゃカスタムパーツが少ないです。ゼロと言うわけではないですが、マフラーなんかは本当に選択肢が少ないので、ガンガンカスタムしたい方にはおすすめ出来ないです…

あとは冷却関係ですね…現段階では全く問題ありませんし、最近のバイクは滅多にトラブルが起きないとも聞いていますが、空冷という事もありこれからの季節に少し不安があります。

2023/6/1追記

冷却関連は夏も一切問題無しです。いいバイクだった…

 

  • 全体を通して

海外のバイクという事もあり、多少の不安はありましたが、全体としてとても良いバイクだと思います。半年以上乗っていますが、困った事や不具合には遭っていません。扱い安く値段も安いので、維持もしやすそうです。

万人受けはしないかもしれませんが、私としては大満足です!

 

今後の投稿について

軽い新車の紹介も済みましたので、今後の投稿について少し書いていきます。

不定期投稿にはなりますが、近いうちに自転車関連の投稿を何個か予定しております。

具体的には、昨年末に購入したマウンテンバイクの紹介と、新たなロードバイクフレームについてです!

マウンテンに関しては文章を考えて投稿するだけ、ロードに関しては購入の目処がつきそうなので、少しずつ紹介していければと思っております!

相変わらずのスローペース更新ですが、暖かい目で見守っていただけると嬉しいです!

ではでは〜

 

 

 

古いバイクに乗る覚悟

こんにちは。前回投稿よりしばらく間が開きましたが、いつもの事なのでご了承ください笑

今回の内容は、バイク初心者でこれからバイクを買おうとしている方、特に古いバイクを買おうとしている方に読んでいただきたい内容となります。かなり長くなると思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

経緯

まずはこの記事を書くことになった経緯について順を追って書いていきます。

事の発端は9月上旬。(というより納車当初から故障していたが最初からだったので不思議に思わなかった)異常に水温が高くなる状態が続いていました(画像下)。

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数十分の走行であっという間に水温計がオーバーヒートを示し、走行に特に問題はありませんでしたが、エンジンには確実に負担がかかっている為修理に出しました。

数回の持ち込みを経て、クーラントの補充(なぜ納車の時にしっかりと入れていなかったのか…)や冷却ホースの交換、1週間ほど預けての点検を行いましたが改善は見られず。

近所のバイク整備士の方にも見て頂き、センサー故障の可能性が高いと判明しましたが、この時点で私は改善しない故障と、古いバイク故の不安感に耐えきれなくなっていました。

そこに追い討ちをかけるように、学校からの帰り道に唐突なエンジンストップを食らったもので、完全にホーネットに乗り続ける自信がなくなってしまいました。

結局ホーネットは先日購入店で売却をする事となり、購入から僅か数ヶ月で降りる事となりました。

予め言っておきますが、バイクに罪はありません。古いバイクという事を知りながら、そのリスクを深く考えず、安易に購入を決めた自分に全ての非があると考えています。

ここからは私と同じ「バイク初心者で、知識も少ないけれど、旧車や古いバイクが欲しい!」という方に向けたお話になります。

 

古いバイクを買う覚悟

結論から申し上げます。厳しい言葉になりますが、バイク初心者は古いバイクを購入するべきではありません。新しく、始動性が良く、快適に走れるバイクを選ぶべきです。私も1台目のcbr250r に乗り続けているべきでした。

知識がある方や、初心者であっても「故障が多々続いたり、中々改善せずに慣れない日々が続いてでもこのバイクを所有したい!」「たくさん勉強して、何度壊れても直して乗り続けるんだ!」という熱意と覚悟をお持ちの方は古いバイクを買い、乗る資格があると考えます。

しかし、中には古いバイクを乗るのに向いていない方がいるのも事実です。その典型的な例が私です。

 

古いバイクに向いていない人

古いバイクに向いていない人というのは、単にバイクの知識が乏しい人だけではありません。簡単にリストアップします。

  1. バイクを日常の足として使いたい(使う)人
  2. 憧れだけで欲しくなっている人
  3. 気軽にバイクに乗りたいと思っている人
  4. 修理にお金をかけたくない人

こう言った方は古いバイクには向いていないと考えます。私はこの中の全てに当てはまり、その上自分で修理する為の知識をつけようとも考えていない特に酷い例です。以下ではそれぞれの詳細な説明を記します。まだまだ続きますが、古いバイクを購入検討しているバイク初心者の方は是非読んでください。

 

1番と3番に当てはまる人

まずは1番と3番。バイクを日常的に使い、気が向いた時にツーリングに行きたいという人です。大体の方は当てはまるかと思います。

バイクは本来気軽に乗れる乗り物ですが、古いバイクとなるとそうもいきません。いつも通りに乗ろうと思ったらエンジンが掛からない、急いで家を出ないといけないのに、キャブ車故にエンジンのかかりが悪い、行きは良かったのに帰りは調子が悪いなど、古いバイクになればなるほど突然のトラブルは増加します。勿論始動時だけで無く、走行中に故障することも珍しくありません。気軽にツーリングに行くどころか予定をキャンセルして修理になったり、間に合うはずの通勤通学に間に合わなかったりと、日常使いには常にリスクが付きまといます。新しいバイクでも故障の可能性は勿論ありますが、古いバイクのリスクは現行車のそれを遥かに上回ります。

故障だけでなく、古いバイクだからこその始動性の悪さもあります。外気の状況に合わせてコンピュータが最適な燃料供給をしてくれる現行のインジェクション車(簡単にいうと、キーを回した時に「ウィーン」と音がするタイプ。教習車もそうだと思います。)と違い、古いバイクはそれら全てをキャブで機械的に行います。キャブ車は基本エンジンをかけて直ぐに乗り出すのには向いていません。夏場はともかく、冬場や冷え込みの強い時期は最低でも10分ほどの暖機運転(人間で言う準備運動的)が必要です。それをせずに走ると、バイクに負担がかかったり、走行中にエンジンが止まることもあります。

長々書きましたが、要は直ぐに走り出すことが出来ないんです。通勤通学に使うのに、始動性が悪いから手間がかかるのは致命的です。そこも含めて愛してやる!という覚悟と愛情は必須です。兎にも角にも、古いバイクは気軽に乗ることが難しいです。

 

2番に当てはまる人

お次は2番の憧れだけで欲しくなっている人です。

バイク初心者の方は初バイクとして250ccの中から探す方が多いと思いますが、現行の250ccバイクには四気筒のモデルは少なく、単気筒もしくは二気筒のモデルが中心です。唯一現行で4気筒なのはカワサキのzx25rくらい。

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非常に高価で敷居が高いです。下手したら大型バイクが買えます。

四気筒はそのレーシーなサウンドから人気が高いですが、現在の250ccバイクではほとんど数がありません。そうなると確実に候補になってくるのがホーネットやバリオスをはじめとした1990年台の250cc四気筒バイク達です。

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プレミア価格がつき高いとはいえ、新車の単、二気筒と同価格帯で購入出来ます。四気筒に憧れるバイク初心者は必ずと言って良いほどそれに飛び付き目を輝かせます(私もそうです)。四気筒でなくても、旧車独特のスタイルや味に魅力を感じて欲しいと感じる人も多いでしょう。近年はモトブログの影響もあり、より旧車への憧れを持つ方が増えているように感じます(これも私です)。

憧れを持ったり、欲しいと感じたりすること自体は何らおかしくないですし、問題ではありません。しかし、古いものには相応のリスクがあるのが現実です。知識もなく、気軽にバイク乗るべきである初心者が、憧れだけで購入して良い領域のバイクではないと言うことです。もし古いバイクに乗るとしても、相応の覚悟を持ち、年式の高いものを選ぶべきです。単なる憧れだけでは後々確実に後悔します。

 

4番に当てはまる人

4番は修理にお金をかけたくない方ですね。これとプラスして、「修理すれば一発で調子が良くなるんだろう」と考えている人も追加します。

まず初めに、古いバイクは遅かれ早かれ絶対に故障します。程度の大小はあれど確実に壊れます。新しいバイクでも故障は起こり得るのですから、古いバイクともなれば尚更です。

そして故障は連鎖します。一方が治らないうちに別の場所が故障、直ったと思ったら同じところがまた壊れた、なんてことは日常茶飯事だと思ってください。

バイクの詳しい故障箇所を特定する為に、何度も修理をすることもあります。私はまさにこの例で、オーバーヒートの問題を発見してから、

クーラントの補充→ラジエーターホースの交換→冷却関係の全体点検、洗浄→接続アースの点検

と言った感じで修理を重ねましたが、結果として改善には至りませんでした。もうあと数回修理すれば直りそうではありましたが、この先もこう言ったことが重なるのだと考えた途端、乗り続ける自信は無くなりました。

保証が使えたり、期間内であれば無償で済みますし、現にホーネットの修理や点検も全て無償で済みましたが、この先保証の期間が切れてからは、修理に何度も向かい、治らなければさらに代金がかかり…と言うことも起こるわけです。修理代金が嵩むことは明らかです。

また、古いバイクは補修パーツの入手も困難だったりします。不人気車やマイナー車はもちろんのこと、人気車であるホーネットですらホンダはエンジンの補修パーツの生産を終了しており、現在はヤフオクや個人売買で探し続ける必要があります。お金がかかるだけでなく、時間もかかるわけです。某有名モトブロガー、ヲ○ライダーさんが所有されていたホーネットはフルレストアされていますが、ホーネットもエンジンパーツの入手にかなりの時間をかけたそうです(「ヲ○ライダー ホーネット」等で検索してみてください)。

そう言った修理の面でも、初心者にとっては維持をしていく為のハードルが非常に高いと感じます。

 

バイクを買うときはよく考えて

今回私は自らの知識の乏しさ、計画性の無さ、乗車スタイルとのミスマッチ等を考えず、店頭で即購入を決めた結果、理想とのズレに耐えきれず僅か数ヶ月でバイクを手放す事になりました。44万円で購入したバイクが28万円になって帰ってきた時の虚しさ、バイクへの申し訳なさは相当なものです。どんなに「欲しい!」と思っても一度その気持ちを抑えて考える時間を作るべきです。古いバイクはその古さ故に数は限られますし、新車と違い売れてしまえば次はいつ理想の車体にであえるかも分からない為、焦る気持ちは十分に理解できます。しかしどうか、どうか一度しっかり考える時間を作って下さい。そして可能であれば、周りの人やバイクに詳しい方に話を聞き、ネットで調べ(そのバイクの長所ではなく欠点を)、リスクを確実に理解して下さい。

私のように、深く考えず、憧れだけと勢いで購入した結果バイクを降りる事になると言うのは、バイクに失礼ですしバイクが可哀想です。お金も無駄になるので、あなた自身も後悔する事になります。

何度も言いますが、今古いバイクの購入を考えている方は、もう一度、1日でも1週間でも良いので、しっかり、ゆっくり考えてください。

考えた上で、リスクを理解した上で、「それでも乗りたい!」「何度でも直してやる!」と思えるのであれば、購入するのも良いのではないかと思います。古いバイクには古いバイクにしかない良さ、魅力があるのは確かですので、覚悟を持って接する分には非常に良いバイクだと思います。

 

さいごに

今まででトップクラスに長い文章になりました…書き初めから1時間以上かかってます(苦笑)

でも、本当にそれくらい理解して欲しい内容です。私のような後悔をする人、私のホーネットのような悲しい思いをするバイクを少しでも減らしたいが為の内容です。

このような無名ブロガーの記事が多くの人の目に留まるとは思ってもいませんが、少しでもこの記事に出会い、考える時間を作ってくれる事を祈っています。

最後になりますが、本日新車で3台目のバイクを契約しました。昨日の今日ですぐバイクの購入となると記事の説得力も薄まりそうですが、数回の下見、他バイクとの検討も併せて自分なりに後悔のないバイクを選んだつもりです。納車は来週の予定ですので、それもブログでご報告できればと思います。

ここまで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。拙いブログとなりますが、是非温かい目で見守っていただければと思います。

ではでは。

 

https://twitter.com/Nanase_pinaGAN

ホーネット250 インプレ!

こんにちは。今回はいよいよホーネットの納車記録兼インプレをさせて頂きたいと思います!

 

1.車体の状態

前回から一ヶ月近く経ちましたが、8月の23日にようやくホーネット250が納車されました!!

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キャブのオーバーホールやチェーン交換などを経て、初期型ですが年式的にはかなり綺麗な状態で乗り出すことができました!外観は多少のヤレや立ちゴケ跡がありますが、走行距離も7000キロ程と短く、巻き戻しの可能性も低いとのことで安心して乗り出すことができそうです!

現時点では特にカスタムされた点はなく、フルノーマルと言って良い状態かと思います。

 

2.サイズ感

 ホーネットの車体は全長2035mm、全幅740mm、全高1050mmとなっており、以前乗っていたcbr250rとほぼ同じ大きさとなっています。

 シート高は780mm、私は身長173cmですが、足つきは全く問題なく、車体重量も164kgの為非常に取り回しはしやすいです。

 

3.乗り心地

 ホーネットは以前まで乗っていたcbrとは異なる250cc4気筒のバイクのため、cbrと乗り心地は大きく異なります。

 高回転でのスピードの伸びは圧倒的にホーネットが優れていますが、低速トルクや低回転の粘りは、やはり単気筒のcbr250rに軍配が上がりますね。

振動やサスペンションの具合は丁度良く、以前のバイクで感じていた段差の辛さなどはあまり感じません。また、ホーネットの特徴である極太タイヤのおかげで非常に安定感があります。

 立ちゴケのしにくさや、コーナーでの安定感など、どっしりとした安定感はホーネット特有のものかと思います。

 

4.乗り心地(悪い点)

 ここからは悪い点です。

まずはシート。触った感じシートが硬いという印象は無かったのですが、長距離の運転で割とお尻が痛くなります。また、シートが滑りやすい為、ポジションを固定して乗ろうとしてもズルズルと滑ってしまう為、触り心地はあまり良くありません。ただし、シートに関しては600ccの物に変えるだけで解決できるとのことです。

 お次は低速トルクです。多くのインプレで言われているような走りだしの遅さなどは一切感じませんが、低回転での粘りが弱い為、エンストに気を使う場面が多々あります。

最後は燃費です。比較対象が単気筒バイクということもあるのですが、おおよそリッター20kmほどとやはり燃費はあまり良くありません。ただし、タンク容量が16Lもある為、航続距離は十分ですね。

 

5.さいごに

 短いですが、取り敢えず200kmほど走っての感想でした。IF車からキャブ車への乗り換えということもあり、まだまだ慣れないことばかりですが、古いバイクというものも味わいがあって良いですね!

 今後はマフラー交換やハンドル交換などに手を出したいと考えています!

 

CBR250R(MC41)インプレッション

こんにちは。忘れないうちにやっときます!cbr250r(後期)のインプレッションです!特に専門知識や用語も知らないにわかのインプレなので、ガッツリ詳しく知りたい方はBB推奨です。なんとなーくのフィーリングが知りたい方にはお勧めかと!飽くまで後期のインプレになりますので、前期を検討している方は参考程度でよろしくお願いします。

 

1.車体紹介

詳しいインプレの前に軽く私のcbrを紹介しておきます。

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前回からの使い回しみたいな写真ですが、2015年式のcbr250rです。2眼タイプの後期ですね。

半年ほど乗りましたが、特にカスタムした点はありません。強いて言うならスマホホルダーとヘルメットロックを付けたくらいですね〜

ABSモデルとそうでないモデルがありますが、コイツはABSのないタイプです。

 

2.サイズ感について

公式情報は出回ってますが、全長2035mm、全幅720mm、全高1120mmとなっております。

フルカウルというのもあり、250ccの割には結構大きめに見えます。400cc?と聞かれることもあったので、まぁまぁの車格はあるかと思います。

シート高は780mmとまずまず。その他の250ccフルカウルと大差はないですね。参考になるかは不明ですが、身長173cm、股下86cmの私が跨った限りは膝もガッツリ曲がるので、足つき自体に不満はありません。

車重は乾燥重量で164kg(ABSモデル)。初めてのバイクの為、比較対象は教習車仕様のcb400sfになりますが、圧倒的に車体は軽いです。取り回し等も慣れればそこまで問題はなく、バランスを崩してもなんとか踏ん張れるくらいの重さだと思います。

 

3.乗り心地(良い点)

お次は乗り心地です。シートは硬すぎず柔らかすぎず。ロードバイクに乗っているのでお尻の痛みには強いのか、巷で言われるようなシートの硬さは今のところ一切感じません。

体制に関しても前傾は緩く、長時間乗っての負担は軽い方かと思います。

操作性は至って素直。単気筒にしては吹け上がりもよく、アクセルのオンにも遅れることなく加速します。カーブも車体の軽さが活きてヒラヒラとこなすことができます。信号のスタートに関しても問題はなく、交通の流れに乗る分には必要十分なパワーですね。

兎にも角にも、操作性が滅茶苦茶良いです!!

 

4.乗り心地(悪い点)

続いてデメリット。まず気になったのは車体の窮屈さ。個人差もあるとは思いますが、長時間のライドになると膝関節が中々に痛くなりますね…

純粋な乗り心地の面で言えば、サスペンションが硬い印象も受けます。凹凸のある路面では、抜重しないとかなり露骨に衝撃を食らうため、もう少し柔らかいサスペンションが良いな〜と思っています。

操作面では、1速から2速に上げる際にシッカリとチェンジペダルに力を加えないと、ニュートラルに入りやすい点が気になります。これ自体は慣れの問題なのでそこまで大問題でもありませんが…

最後に気になるのが、低速or停止時の急なエンスト。これは何なんでしょう。このバイクの持病とも言われていますが、稀に信号待ちや減速時に何の前触れもなくエンストする事があります。半年と数ヶ月乗って3回ほど経験しています。セルを回せば何事もなかったかのように走り出す為、いまだにこの現象は謎ですね…

 

5.さいごに

見た感じデメリットばかりな気がしますが、いずれも乗り方を工夫したり、慣れの問題が多い為そこまで気になるものは多くないです。なにより自分自身の操作に対して非常に素直な反応をしますので、私のようなバイク初心者でも簡単に乗ることのできるバイクだと思います。

単気筒バイクだと馬鹿にされがちなこのバイクですが、公式レースなどでも利用されている立派なバイクです。素直ですが奥が深い、幅広い層の方が乗って楽しいバイクだと言えるでしょう。

ただ、やはり低排気量の単気筒。音に迫力を求める方や、高回転まで回して楽しみたいと言う方はあまり合わないのかなぁと思います。

私は今回四気筒250ccへの憧れを捨てきれず、バイクの乗り換えという選択を取りましたが、乗り換えるバイクには安定性、乗りやすさと言う面でこのバイクに勝るものはありません。

もし初めてのバイクを購入される方で、cbr250r を検討している方がいましたら、胸を張ってお勧めできるバイクです。

以上、拙いインプレとなりましたが、少しでも参考になれば幸いです。

次回は納車されていれば新バイクの紹介、時間がかかりそうであればまた何かお題を考えておこうと思います!

ではでは〜

佃煮 自転車/バイク兼用垢 (@Nanase_pinaGAN) | Twitter

 

 

バイクに関するご報告

お久しぶりです。前回の投稿からかなり時間が経ちましたね…

さて、今回は現状報告を兼ねて前回投稿からの間にあったことをちょこちょこと書いていこうと思います!

 

1.バイクの納車

ということで一つ目はバイクの納車です!実は前回の投稿時には車体も決まり、納車日も決定していたのですが、焦らしている内に忘れてしまいました…

納車されたのはホンダのcbr250r(mc41)です!

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2015年式で状態の良いものを見つけることができ、昨年の11月より乗っております!!

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大河原までソロツーに行ったりもしました。

コイツのインプレなんかは後日また投稿しますが、近々お別れをする予定です…

納車報告の直後にお別れとはこれ如何に…

 

2.フレームの購入、そしてお別れ…

2つ目はフレームの購入です!!

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購入したのはスコットのfoil10!自転車熱が再燃していた為、春ごろに持っていたスピードスターのフレームを売却してこのフレームを購入しました。

しかしタイトルにもある通りコイツとも1ヶ月ちょっとでお別れ…原因は次にあります。

 

3.バイクの乗り換え!!

はい。cbrとのお別れ、スコットとのお別れは全てこれが原因です。

原因、というより自分で決めたことなのですが、兼ねてより250ccの4気筒バイクへの乗り換えという思いがあり、それが抑えきれずに買い替えという決断に至りました。

既にバイクも決まっており、来月には納車を迎えますので、現在のcbrとは本当にあと少しの時間となってしまいました。

 

4.さいごに

以上、ざっくりですがこれまでにあったことをまとめてみました。

性格上更新が滞りがちですが、思い出したタイミングでちょこちょこと書き連ねるつもりですので、暖かい目で見守っていただけたらと思います。

 

 

バイク教習〜第二段階+卒検〜

 お久しぶりです。

 前回の最後でも1度書きましたが、今回は第2段階の内容をまとめて書く理由と、課題への取り組みについて書かせて頂きます。

 

1.第2段階をまとめた理由

今回内容をまとめた理由としましては、主に2つ挙げられます。

 1点目は教習内容。第1段階の内容は、日々新しい課題に取り組むものでしたが、第2段階以降はコースがもう1つ追加される他は第一段階の総復習と言った内容になりがちです。その為、あまりネタになる話題がなかったという事です。

 2点目は自分のメンタル面についてです。第2段階に入ったのちも後半に入るまではあまり余裕ができませんでした。迷ったり困ったりと言った事が多かった為、あまりブログを書く余裕がなかったという事です。

 以上の理由により、今回は第二段階の内容は下記でまとめて書かせていただこうと思います。

 

2.第2段階の内容まとめ

 というわけでここからは第2段階の内容をおさらいしながら簡単にまとめていこうと思います!

 第2段階で新たに追加された内容としては、新コースの暗記と法規走行でした。

 新コースについては難易度も覚えやすさも特に変わらず、今までの課題をこなすだけでしたのでそこまで目新しい事はありませんでした。

 法規走行についても、シュミレーターやセット教習での座学等で安全確認やウィンカーのタイミング、事故のシチュエーションを学ぶものでしたので、特筆すべきことはありませんでした(安全確認は特に重要な為、軽視してはいけませんが… )。

 

3.いざ卒検!

 お次は私の卒検について少々…

 珍しく送迎のバスが遅れ、時間ギリギリ(と言うより若干オーバー)で教習所に到着。急いで準備を済ませて注意事項の確認が行われます。私以外にも大型の方と中型の方が一名程いらっしゃいましたが、平日だったのもあり少人数でしたね…

 コースは苦労せずに暗記できた1コースだった為安心しましたが、この日は生憎の雨…雨の教習は1、2回しか体験していなかったので落ちる気しかしませんでした笑

 待ち時間はほぼなくすぐに私の順番が回ってきます。心配していたクランクは大回りを意識して難なく突破。問題だったスラローム一本橋は秒数無視、とにかく通過する事だけに集中します。1番不安で合った慣れた路面での急制動も、距離が伸びたため比較的安定して停止ができました。

 結果としては合格。課題関係は一切ミスなくこなすことが出来ましたが、スラローム一本橋に関してはかなりタイムが危うかったようで、安全確認が完璧にできていた為なんとか受かったようです。

 雨の日という異常な緊張状態でしたが、その中でも比較的落ち着いて走ることができたのでその点は良かったと思います。

 

4.終わりに

こんな感じで私の初バイク教習は幕を閉じました。

大きな落車、怪我もなくストレートで合格出来たのは本当に良かったです。スポーツ自転車の経験はあったものの、運動音痴で鈍く、バランス感覚もイマイチな私は数回の補習は覚悟していた為、嬉しい誤算でした。

 こんな私でも合格はできたので、これから始めようと思っている方々も心配は要らないような気がします。

 以上で今回のブログは終わりにさせていただきます。かなり長期間に渡って、グダグダな教習ブログですが、ここまでご覧いただき本当にありがとうございました!

 次回以降は初心者目線で感じた教習のポイントや、バイク、自転車の内容を問わず色々と書いていきますのでよろしくお願いします!!

ではでは〜